2025年07月15日
西東京市で瓦屋根の撤去、葺き土の除去作業をしました
こんにちは。
西東京市の屋根工事専門店ティーエムルーフです。
西東京市にお住まいのお客様から、”天井に染みがあり雨漏りしている様なので調査してほしい”とのお問い合わせをいただき、現場調査を行いました。
こちらのお客様は、以前西東京市で屋根工事の施工を行った方からのご紹介でティーエムルーフにご相談いただきました。
築35年以上の和瓦の屋根で、パッと見では瓦屋根の割れや欠け、ズレなどの不具合はありませんでしたが、雨シミができてしまっている付近の瓦をめくると防水紙(ルーフィング)が劣化してめくれていました。
築年数も経っていて、今後瓦の重みが耐震性にも不安があるということで、瓦屋根から軽い屋根材のガルバリウム鋼板への葺き替え工事を行う事になりました。
足場を設置後に、瓦屋根の撤去を行います。
専用の工具を使用しながら瓦を取り外していきます。
屋根の頂上部から、瓦を一枚ずつ丁寧に剥がしていきます。
瓦の下にある葺き土を、手作業で丁寧に除去します。
葺き土(ふきつち)とは、瓦屋根の土葺き工法で使われる土のことです。
屋根土(やねつち)とも呼ばれ、粘土をベースに川砂や藁すさなどを混ぜて作られます。
瓦を固定するために、野地板の上に直接塗布し、瓦を押し付けて固定します。
葺き土は、瓦屋根の土葺き工法で使用される重要な材料です。
土葺き工法は、明治時代から昭和初期にかけて広く用いられていましたが、屋根の軽量化や耐震性の観点から現在では新築の屋根に採用されることはほとんどありません。
葺き土は専用のビニール袋などにいれて、産業廃棄物として処分します。
葺き土と劣化した防水紙(ルーフィング)を撤去していくと板が見えてきます。
これが『バラ板』です。
厚み約10〜15mmの無垢材(主に杉や松)を、隙間をあけて1枚1枚張っていく屋根下地の板のことです。
現在では構造用合板が主流ですが、昔の日本家屋や昭和期の瓦屋根では、このバラ板が野地板として使われていました。
次回の工程は、葺き土と防水紙(ルーフィング)を全て除去後、屋根の下地(野地板)を張っていきます。
天井の雨染み、雨漏りなどございましたら西東京市屋根工事専門店ティーエムルーフにお問い合わせください!
西東京市に店舗を構えていますが、東久留米市、小平市、三鷹市、練馬区、杉並区、板橋区、埼玉県新座市、朝霞市にお住まいの方もお気軽にご相談ください。
↓↓現場調査の様子のブログはこちら↓↓
《西東京市で天井雨シミの雨漏り調査をしたら防水紙が原因だった》
https://www.tmroof.com/businessblog/reform-nishitokyo/20250603211.html
↓↓葺き土についての記事はこちら↓↓
《瓦屋根の下にある”土”とは?? 葺き土(屋根土)について》
https://www.tmroof.com/businessblog/reform-nishitokyo/20250718227.html

