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2025年01月23日 [屋根リフォーム 西東京市]
雨漏りしたスレート屋根の野地板垂木修理とその原因 西東京市富士町
西東京市富士町にお住いの方から、
「2年ほど前に雨漏りがあったので修理業者に簡易補修で屋根材表面にコーキング処理をしてもらったらおさまったが再度雨漏りしているので見て欲しい」とのお問い合わせがあり屋根を調査しました。
前回簡易補修したと思われる箇所とは別の場所にも新たにクラックが発生していたので写真で確認してもらうと、
「できるだけ費用をかけずに済ませたい」とのご要望だったので、今回もコーキングでの簡易補修をおこなうことになりましが、雨漏りをしている室内の場所は同じだという事と、雨漏りしている場所の屋根上に乗るとかなり歪みがあったので、
『もしかしたら再度雨漏りが発生する可能性があるのでその時は屋根を全体的に直す必要があります』と伝え、前回同様の簡易補修をさせていただきました。
数か月後、強い雨が降り続いた時に「再度雨漏りがあったので全体修理をお願いしたい」とのご連絡をいただきました。
室内に雨漏りがある屋根上部分のスレート屋根材を剥がすと、防水シートの破損と野地板の腐食、また垂木まで傷んでいる状況でした。

腐食した部分の野地板と垂木の取替えを行い、防水シートを貼り既存の屋根材を復旧した後、屋根全体に軽量のガルバリウム鋼板屋根材を張るカバー工法を行うことになりました。
考えられる雨漏りの原因
今回雨漏りをした原因と考えられる箇所は2ヶ所。
@一つ目の原因はシンプルに屋根材のクラック
屋根材のクラックは場所によって全く問題ない箇所と雨漏りにつながる箇所があり、クラックが発生している屋根材の下に張ってある屋根材を固定している釘や継ぎ目の部分だと雨漏りにつながる可能性があります。また今回の屋根は流れの長さ(屋根の軒から棟までの縦の長さ)が長く、屋根勾配も緩やかだったため、クラック箇所から長年かけて雨漏りが起こったと考えられます。
A2つ目の原因は屋根のすがり部分にあるケラバ板金です。
意外と知らない方が多いですが、このすがり部分のケラバからの雨漏りは多く、その理由は雨水が集まりやすく屋根についたホコリやゴミが溜まりやすいが排出されにくいという事。
↓屋根の棟側から見下ろした写真

↓屋根材を剥がした画像からも屋根のゴミが溜まって雨水が流れなくなり横方向に雨水が流れているのが分かります。

写真をみても分かるように、屋根表面はただの軽いクラックに見えても内側では雨水が浸入してどんどん野地板や垂木を傷めている場合があります。
逆に、屋根材が数枚・数十枚割れていても、まったく雨漏りにつながらないケースもあります。
定期的な屋根のメンテナンスは必要ですが、一番重要なのは屋根材のどこで割れているか(クラックなど)、屋根の形状やおさまりはどうなっているかです。
ただ不安を煽るように、
屋根材にクラックがあるから、割れているからすぐ直そう!
というような営業も多いようですが、屋根材の本質・施工方法・納めかたを理解した業者からも話を聞いてからでも遅くはないと思います。
業者選びは焦らず慎重におこなってください。
西東京市ティーエムルーフは、瓦・コロニアル・アスファルトシングル・ガルバリウム鋼板などの多数屋根材の施工や太陽光パネル取付(脱着含む)、屋根の部分補修や屋根の葺き替え工事、屋根カバー工法(重ね葺き)、屋根塗装などを行っております。
また雨樋や外壁の修理も得意としておりますのでお困りの際はお気軽にご相談ください。
「2年ほど前に雨漏りがあったので修理業者に簡易補修で屋根材表面にコーキング処理をしてもらったらおさまったが再度雨漏りしているので見て欲しい」とのお問い合わせがあり屋根を調査しました。

前回簡易補修したと思われる箇所とは別の場所にも新たにクラックが発生していたので写真で確認してもらうと、
「できるだけ費用をかけずに済ませたい」とのご要望だったので、今回もコーキングでの簡易補修をおこなうことになりましが、雨漏りをしている室内の場所は同じだという事と、雨漏りしている場所の屋根上に乗るとかなり歪みがあったので、
『もしかしたら再度雨漏りが発生する可能性があるのでその時は屋根を全体的に直す必要があります』と伝え、前回同様の簡易補修をさせていただきました。
数か月後、強い雨が降り続いた時に「再度雨漏りがあったので全体修理をお願いしたい」とのご連絡をいただきました。
室内に雨漏りがある屋根上部分のスレート屋根材を剥がすと、防水シートの破損と野地板の腐食、また垂木まで傷んでいる状況でした。


腐食した部分の野地板と垂木の取替えを行い、防水シートを貼り既存の屋根材を復旧した後、屋根全体に軽量のガルバリウム鋼板屋根材を張るカバー工法を行うことになりました。
考えられる雨漏りの原因
今回雨漏りをした原因と考えられる箇所は2ヶ所。
@一つ目の原因はシンプルに屋根材のクラック
屋根材のクラックは場所によって全く問題ない箇所と雨漏りにつながる箇所があり、クラックが発生している屋根材の下に張ってある屋根材を固定している釘や継ぎ目の部分だと雨漏りにつながる可能性があります。また今回の屋根は流れの長さ(屋根の軒から棟までの縦の長さ)が長く、屋根勾配も緩やかだったため、クラック箇所から長年かけて雨漏りが起こったと考えられます。
A2つ目の原因は屋根のすがり部分にあるケラバ板金です。
意外と知らない方が多いですが、このすがり部分のケラバからの雨漏りは多く、その理由は雨水が集まりやすく屋根についたホコリやゴミが溜まりやすいが排出されにくいという事。
↓屋根の棟側から見下ろした写真

↓屋根材を剥がした画像からも屋根のゴミが溜まって雨水が流れなくなり横方向に雨水が流れているのが分かります。

写真をみても分かるように、屋根表面はただの軽いクラックに見えても内側では雨水が浸入してどんどん野地板や垂木を傷めている場合があります。
逆に、屋根材が数枚・数十枚割れていても、まったく雨漏りにつながらないケースもあります。
定期的な屋根のメンテナンスは必要ですが、一番重要なのは屋根材のどこで割れているか(クラックなど)、屋根の形状やおさまりはどうなっているかです。
ただ不安を煽るように、
屋根材にクラックがあるから、割れているからすぐ直そう!
というような営業も多いようですが、屋根材の本質・施工方法・納めかたを理解した業者からも話を聞いてからでも遅くはないと思います。
業者選びは焦らず慎重におこなってください。
西東京市ティーエムルーフは、瓦・コロニアル・アスファルトシングル・ガルバリウム鋼板などの多数屋根材の施工や太陽光パネル取付(脱着含む)、屋根の部分補修や屋根の葺き替え工事、屋根カバー工法(重ね葺き)、屋根塗装などを行っております。
また雨樋や外壁の修理も得意としておりますのでお困りの際はお気軽にご相談ください。